英語で日記を書いて、英語力を磨く 自分でできる添削方法

今回は「英語は読めるけど自分で書くのは苦手」「前置詞はいる?inかonどっち?」「seeとmeetどっちを使えばいいの?」こんなお悩みを持っている方に、簡単な英文の作り方と自分でできる添削方法をお伝えします。

英語のレベルは「中学英語ならなんとなくわかる」という程度でOKです。

スポンサーリンク

英文の組み立て おさらい

一応、簡単に英語のしくみを書いておきます。ご存じの方は飛ばして次の章を見てください。

英語の文章は 主語(S)+動詞(V) で出来ています。

最もシンプルな文は 主語1つ+動詞1つ で出来た文です。

例えば、

  • I ran. (私は走った。)
  • She laughed.(彼女は笑った。)

などです。しかし、実はすべての動詞がこのように使えるわけではありません。

例えば、以下は間違った表現です。

×He gave.(彼はあげた)→何を?誰に?

×We visited.(私たちは訪ねた、訪れた)→誰を?どこを?

動詞には、自動詞と他動詞があります。

自動詞は、主語の状態を表しているので後ろに目的語をとらない。

他動詞は、目的語と一緒に使って意味が通るようになります。

ただし、意味によって自動詞と他動詞のどちらにもなる動詞がたくさんあります。

また、自動詞の場合も後ろに形容詞や前置詞などを続けて使うことが多いです。

…では、どうしたらいいの?そんな時はスマートにGoogle先生に聞けばよいのです。

スポンサーリンク

書いた文章をGoogleで検索する

上記に例で挙げた文を使って、検索をしていきましょう。

1.自分で書いた文章を””で囲んで検索します。

i_ran

※””を付けないで検索すると、Iとranが隣り合っていない文や全く別の文で使われて使われているものまでヒットしてしまうので、注意してください。”I ran.”では約4,120万件ヒットしました。

2.検索で出てきたものをみる

“I ran.”という表現は、そもそもそういう歌があるようなのでそれが1番上に出てきました。

i_ran_2

ここを見ただけでも、”I ran”を使って色々な表現があることがわかります。

  • And I ran.(そして私は走った。)
  • I ran so far away.(私はとても遠くまで走った。)
  • I just ran.(私はただ走った。)
  • I ran all night and day.(私は昼も夜もずっと走った。)

3.自分が言いたいことが伝わるようにアレンジする

例えば

I ran all night and day.(私は昼も夜もずっと走った。)

I ran all morning.(私は午前中ずっと走っていた。)

「昼と夜」だったところを「朝(午前)」に変えてみました。

4.新しく作った表現を再度””で囲んで検索する。

i_ran_all_morning

約15,000件ヒットしました。スクロールして下の方を見てみても、使い方は合っているようですね。

これでオリジナルの一文が完成しました。

5.応用編

勘が良い方は前の”I ran all morning.”を見て、”ずっと~していた”だから進行形じゃないの?と思ったのではないでしょうか。

では、”I was running all morning.”も検索してみましょう。

i_was_running_all_morning

…なんと5件しかヒットしませんでした。と、いうことでこの表現はほとんど使われないということがわかりました。

上手くいかないときの対処法

“”を使って検索しても、自分が入力した表現がほとんどヒットしない場合、まずはこの2つを確認してみましょう。

  • スペルミスがないか(ミスがあっても大抵はGoogleが修正してくれます)
  • 固有名詞を入れていないか(一般的でない名前や地名などはほとんどヒットしません)

スペルミスもなく、固有名詞も入れていないのになかなかうまくいかない場合はこの2つを試してみましょう。

  1. 長い文は短い部分に分けて検索する
  2. “”と一緒に*を使う

2.について、これは日本語の検索でも同じなのでご存じの方もいらっしゃると思うのですが、わからない部分や忘れてしまった部分に*を入れて検索することができます。

ですので、””の検索でうまくいかない場合、何かが抜けていたり、前置詞や単語の選択が適切ではない場合があるので、そんな時は*を使ってみましょう。

例えば、「長い間会ってなかったね、久しぶり」という表現は「I haven’t なんちゃら long time」だったような…となった時、”I haven’t * long time”と検索してみてください。

for_a_long_time

すごくたくさん出てきましたね。早速スクロールして見ていくと…

いきなり一番上にありました。「I haven’t seen you for a long time.」

解決です。

さらに下を見ていくと、似たような表現で「長い間髪を切っていない」「長い間英語を勉強していない」などもありますね。これで似たような表現をまとめて確認でき、今後応用して使うこともできそうです。

まとめ

いかがでしたか。実は毎日英語で日記を書いていた、友達とメッセージのやり取りをしていた、という方もいらっしゃるのではないかと思います。

ぜひ一度ご自身の文章をセルフチェックして、よく使われている表現や自然な英語を見てみてください。使える英語を身につけるためには、どんどん英語を使って表現する場を増やしていってくださいね。

お問い合わせやご要望(こんなこと知りたい!こんな記事書いてほしい!)という方は、お気軽にこちらまでお知らせください。

スポンサーリンク