やってしまうと恥ずかしい 海外生活で気を付けたいマナー

音を立てながらラーメンをすすって食べる、マスクをして街を歩く、などは日本ならではの光景と言うのは皆様どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

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マナーについて

そもそも麺類をすする経験がない外国人にとっては、すすろうにもすすれないそうですし、日本のように「予防のためにマスクをする」という考えがない国では、マスクをしていると病原菌を持っている人や顔を隠した怪しい人、ともとられかねないです。

今回は意外に知られていない海外のマナー、でもやってしまうと恥ずかしい、または相手に失礼にあたるマナーをいくつかご紹介します。

※ここでご紹介しているものは主に欧米でのマナーです。

知らないと恥ずかしいマナー

✖鼻をすする

例えばおしゃれなレストランで、または会社で、風邪気味で鼻がズルズルしてきたとき、鼻をすすってみてください。白い目で見られます…。海外では鼻をすするのを「鼻水を飲んでいる」という風にとらえます。日本では、人前で「鼻をかむ」ことに抵抗を感じる方も多いかと思いますが、ここは思いっきりかんで出してしまいましょう。

✖ブドウなどの果物の皮や種を口から出す

海外映画などを見て、リンゴを皮ごと食べている登場人物を見たことがある方は多いのではないでしょうか。海外では「果物の皮には栄養が詰まっている」「苦くておいしい」などの声をよく聞きます。また、一度口に入れたものを出すという習慣がないので、どうしても食べたくない場合は先に皮をむいたり、種を取り出したりしておくなどしましょう。

✖カップにスプーンを入れたままにする

意外とやってしまいがちなのが、コーヒーや紅茶を飲むときにお砂糖やミルクなどを入れてスプーンをそのままさしておく行為。また、スプーンを入れたままカップを持ち上げて飲む方もいますが、やめましょう。スプーンは静かに混ぜ終わったら、お皿の上に置いてください。

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失礼にあたるマナー

✖お店の人の挨拶に返事をしない

日本ではスーパーやカフェ、服屋さんなどでは必ず「いらっしゃいませ」と声をかけられるかと思います。しかし行きつけのお店でない限り、必ず挨拶を返す人は少ないのはないでしょうか。海外でもお店に入ると、日本と同様に「Hello!」と声をかけられるかと思います。そんな時は笑顔で返すだけでなく、ぜひ返事をしてみてください。また、お会計を終えて帰る時も「Thank you.」と伝えられるといいですね。

✖子供や赤ちゃんの写真を撮る・触る

最近は日本でも「知らない人が急に赤ちゃんを撫でてきて怖かった」などの声を聞きますが、海外でも、可愛いからといって他人の子供の写真を勝手に撮ったり、触ったりするのは絶対にやめましょう。思わぬ大きな騒動に巻き込まれてしまう可能性があります。(子供だけではなく、大人に関しても同じです。)

国によって違うマナー

食事をお皿に残す

ヨーロッパの国の中でも「お皿に食事を残すことは作ってくれた人に失礼」とする人と、「きれいに残さず食べることは恥ずかしい」という人がいます。こういった場合は、一緒に食事をしている人たちの様子を見て、周りに合わせるほうが無難です。

バーやレストランでのお金の払い方

日本では友人と食事や飲み会をする場合、割り勘が主だと思いますが海外ではバーなどだと1回のオーダーごとにメンバーが順番におごる光景がよく見られます。また、日本のように現金をたくさん持ち歩かない国では、レストランの会計の際にお店の人に全員のクレジットカードを渡して割り勘にしてもらうこともあります。一人が払ってあとでみんなが返すこともありますので、この場合も臨機応変に対応すれば大丈夫です。

海外で注意すべきこと

マナー違反という訳ではなくても、海外でやると目立ってしまったり、危険な目にあう可能性がある行動もあるので、確認しておきましょう。

特に日本人は比較的裕福な人種だと思われているので気を付けましょう。

✖電車の中で寝る

国によっては油断しているすきに貴重品を奪われてしまったり、目を覚ましたら怖い人たちに囲まれていた…なんてこともあり得ます。

✖歩きスマホ、どこでもスマホ

旅行に行ったり知らない場所に行ったりすると、スマートフォンを使って地図を見ながら歩くこともあると思うのですが、旅行者とわかると犯罪の標的にされたり、高価なスマートフォンを奪われたりすることもあります。同様に、写真を撮っているすきに貴重品を奪われたり、カメラをとられてしまったりすることもあります。観光地や撮影スポットなどほかの観光客もいるところで貴重品を気にしながら写真を撮ったりスマートフォンを使うのはOKですが、人気(ひとけ)がない場所では、複数人で歩いていてもたかられる場合があるので注意してください。

✖ひったくられやすい鞄を持つ

最近はミニバックが流行っていて、肩にかけるバッグを持っている女性も多いと思いますが、ひったくられやすい鞄より、海外では斜めがけのバッグの方が安心です。肩にかけたバッグをずっと力を入れてギュッと握っているのは大変ですし、時間を聞くふりをして時計を見ようとしたすきにバッグをひったくられる、なんてこともあり得ます。

まとめ

日本の中だけでも地域によって様々なマナーやしきたりがあるので、世界ではもっと色々なことがありますね。今回は生活の中でよく出会う場面で使うマナーを中心に書きました。また、ピースサインをはじめとしたジェスチャーなども日本と海外では違う意味を持つことが多いので気を付けてください。

もし失敗してしまっても、お金をとられても、いいレッスンになったとポジティブに受け止めましょう。海外旅行や生活を楽しんでください^^

他にもお問い合わせやご要望などありましたら、お気軽にこちらからお知らせください。

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