- 欲しい服が売っていない
- 家族・友人にギフトとしてオリジナルの服や小物をあげたい
- でも、手先が不器用だから作るのは苦手・・・
このような方でも”デザイナー”になれます。
Contents
デザイナーについて
いきなり大手の会社にデザイナーとして雇ってもらうことは難しいかもしれませんが、オンラインで販売したり、セレクトショップに置いてもらったりすることはそんなに難しくはありません。
今回は、商品ができるまでのしくみと実際に役立つアイデアやツールについて書こうと思います。
ブランドを作ろうとまでは思っていないけど、オリジナルの私服を作りたい、プレゼントしたい!という方も是非ご覧ください。
まずは少し過去について思い出してみてください。
部活やクラスのTシャツ作りを思い出す
私が高校生の時は「部T」「クラT」という、高校の文化祭で着るクラスおそろいTシャツや部活の練習着がありました。現在でも学生さんがおそろいの服を着ているのを見たことがあるので、皆様も一度は着たことがあるのではないでしょうか。ご自身が制作に関わっていなくても、同級生か同じ部活の誰かがやってくれていたことが多いと思います。高校生でもできるってことは、実は「服を作る」って意外と簡単なのです。
学生の時にやっていた工程はこんな感じ
- クラスまたは部活のみんなからデザインを募集
- 多数決か話し合いで決定
- 希望を聞いて、色とサイズを決める
- お金を払って人数分発注
- 製品が届く
デザイナーは全工程を担当する必要はない
上記の1~5を見ていただいてお気付きかと思うのですが、担当者は1人ではないですよね。実際のアパレル業界でも、リサーチャー、商品企画、営業、生産、販売、マーチャンダイザーなど様々な担当者がいます。
アパレル業界のしくみ
オリジナルでもダサくならないために意識すること
服を作るのが、クラスTシャツと同じくらいシンプルというのはお分かりいただけましたでしょうか。しかし、クラTと実際のデザイナーさんが作る服との違いは何でしょう?
クラTは基本的に勢いで着るものですよね。「あのクラスのTシャツ可愛くない~」とか「何この色?着たくない~」とか言いながら、学校でファミレスで、たまにはそのまま帰宅…なんてこともしていたかと思います。でもそれは他人から見ても「クラT」だったのでできたことだと思います。
もし、あなたがオリジナルの服を作って、すごく田舎っぽくなってしまったり、せっかくのプレゼントが可愛くなかったりしたら悲しいですよね。そんなときは、流行色やシルエット、アイテムなどを意識してみてください。雑誌を見てリサーチをしてみてもいいと思いますし、Pinterest(ピンタレスト)などで「2016 秋冬 トレンド」などで検索してみてください。流行色やアイテム、コーディネートなどのアイデアが見つかるかもしれません。
制作をお願いできる場所
自分で作りたいもののイメージはできたけど、パターンをかく知識はないし面倒…という方、最近では1着から委託で作ってもらえるサイトがいくつも登場していますので、ご紹介します。
こちらは無料で登録することができ、仕立てからリメイク、バッグ、小物などを縫製職人さんに作ってもらうことができます。また、ものづくりが好きな方は作り手として登録することもできます。
あなたのイラストが服になる「STARted(スターテッド)」
こちらは1点から大量生産まで、様々な使い方ができるサイトです。専門的な知識がなくてもアパレルブランドを立ち上げることもできます。
プレゼントを作るときに注意すべきこと
ご家族や友人に何か作ったものをプレゼントするとき、色やサイズはもちろん相手の方に合ったものを選ぶと思うのですが、「素材」もぜひ注意してみてください。なぜなら、化学繊維でアレルギーを起こしたり、動物の革や毛などを使ったものはその人の信条に反したりする場合もあるからです。ぜひ相手に喜ばれる、プレゼントのコンセプトに合ったものが作れるといいですね。
まとめ
値段の安いファストファッションでおしゃれを楽しむのはもちろん素敵なことですが、ファッション×デジタル化が進んで個人でも簡単にデザイナーになれる今、ぜひ皆様もオリジナルのアイテムを作ってみませんか。
お問い合わせ・ご要望(〇〇についてもっと知りたい!など)、お気軽にこちらからお知らせください。