先日のブラックフライデーの記事に続き、今回はサイバーマンデーについてまとめました。引き続き、日本でのセール情報も記載しています。
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サイバーマンデーとは?
サイバーマンデー(Cyber Monday)とはオンラインショップ版のブラックフライデーです。
米国のサンクスギビングデーの翌日に年末セールの始まりであるブラックフライデーがあり、街はバーゲン一色になります。そして、翌週の月曜日が「サイバーマンデー」と呼ばれ、オンラインショップでの売上が急増する日なのです。
オンラインショップでの売上が急増するのはもちろん「各社がサイバーマンデーのセールを行うから」という理由もありますが、他にこんな理由もあるようです。
- 感謝祭の休暇明けの月曜日、職場の高速回線を使ってオンラインショッピングをする人が多いから
- ブラックフライデーのセールでお目当てのものを買えなかった人たちが、オンラインで買い物をするから
- 感謝祭の休暇で出かけていた人たちが家に戻ってきてオンラインで買い物をするから
- ブラックフライデーに街や店舗の混雑を嫌う人たちがオンラインのセールで買い物をするから
「自宅よりオフィスのほうが高速回線だから」という理由には少し驚きました。まだ頭の中は感謝祭の休日なのでしょうか、それとももうクリスマスに向かっているのか…。
サイバーマンデーの由来
サイバーマンデーはブラックフライデーに比べてずっと新しいマーケティング用語です。
今から10年ほど前の2005年に、全米小売業協会(National Retail Federation)の役員であるEllen Davisさんが「サンクスギビングの次の月曜日はオンラインショッピングの売上げが急増する」ということを表す言葉としてShop.orgの中で使ったのが最初と言われています。
*全米小売業協会のデジタルコミュニティであるShop.orgはオンラインショッピングモールCyber Mondayで1年中様々なオファーや割引が受けられる売り場を提供しています。
>もはや季節も関係なくセールをしているんですね…
現在のサイバーマンデー
現在、サイバーマンデーにオンラインで買い物をする消費者はますます増加しており、アメリカ以外でもカナダやイギリス、日本など様々な国でサイバーマンデーの時期に合わせて大規模なオンラインでのセールが行われています。
アメリカでは、Amazonやebayなどは言うまでもなく、大手スーパーのWalmartやTarget、家電専門店のBest Buyなどほとんどのお店のオンラインショップでセールが行われています。
日本のサイバーマンデー&セール情報
日本のサイバーマンデーはいつ?
日本では2012年にアマゾンジャパンが12月の第2月曜日を日本版のサイバーマンデーとして日本記念日協会に申請して認定されました。
2015年は「今年最後のビッグセール」として12月8日から7日間「サイバーマンデーセール」を開催し、検索ウィンドウでは「サイバーマンデー」が選べるようになっていました。
追記:2016年アマゾンジャパンのサイバーウィークは12/6(火)~12/12(月)開催です。詳細
アマゾンジャパンがサイバーマンデーを12月にした理由
アマゾンジャパンは以前から「日本では11月より12月に売上が上がる」ことを把握しており、データを詳細に確認したところボーナスの出る12月の2週目に最も多くのお客さんがアマゾンジャパンのサイトを訪れることがわかったそうです。
そのため、アマゾンジャパンは日本のサイバーマンデーとして12月の第2月曜日を登録しました。
例年、様々な分野の特価商品を数時間ごとに更新して販売するタイムセールを実施しているので、欲しい商品をこの期間にお得に買えるといいですね。今年はまだ詳細は発表されていませんが、おそらく11月末か、日本版サイバーマンデーの少し前に発表があると考えられます。
まとめ
日本では「サイバーマンデー」はまだまだ浸透していないように思いますが、ブラックフライデーと同様、クリスマスや年末年始の時期の前に色々な商品を安く買えるのはとても良い事ですよね。ブラックフライデーとサイバーマンデーの今後に期待したいです。