「郷に入っては郷に従え」というか、従わないと法律違反で国外退去させられるかもしれないので、ここではイギリスのアルコールに関する法律についてまとめました。
イギリスのお酒に関する法律
アメリカや他の欧米の国でもお酒に関する厳しい法律はありますが、イギリスにももちろんあります。
年齢だけでなく、販売時間なども制限されているのです。
- お酒をスーパーやパブなど家庭外で買って飲める年齢は18歳以上
→例外で保護者がついている場合は16,17歳でもビールやワインが飲めることもある(買うのはNG)
- もし18歳未満にお酒を売ってしまうと、売った側が厳しく罰せられるので購入時に厳しくチェックされる
→お酒を買いに行くときやお酒が提供される場に行くときは身分証明書の携帯が必須
- パブは23時になると閉まるところがある
→23時以降の営業を禁止する法律の名残り (現在はライセンスがあれば24時間営業可)
- 開いているお店でも、お酒を買えない時間帯がある
→ロンドンなどのスーパーでは、例えば早朝にアルコールを買おうとしても買えない場合がある
注意書きのポスター
イギリスではこんなポスターがよく貼られています。お酒の絵と「UNDER 25」の文字。
出典:challenge25
「あれ?イギリスって25歳までお酒飲めないの?」と一瞬戸惑いますが、実はこんなことが書かれています。
” アルコールを買うときは年齢を証明できるものを用意してください “
つまり、25歳以下に見えたら年齢を聞かれるかもよ、ってことです。
特にアジア人は若く見られるから聞かれやすいのはもちろんですが、実際に30手前くらいのイギリス人も店員に年齢確認されて「You made my day!!」と叫んでいました。
(この人は29歳なのに25歳より若く見られたのが嬉しかったらしい)
法律は変わったの?
以前は「深夜に道に酔っ払いが溢れていて危険」「市民の健全な生活のため」などの理由で、パブの営業時間は11時~23時でしたが、その法律は2005年に撤廃され、現在は24時間営業も可能です。
お酒を飲める年齢に関しても、18歳以上という年齢は決まっていますが、30代でも年齢を聞かれることもあるので、スーパーやパブでアルコールを買う際は身分証明書は必ず持っていってくださいね。
年齢を証明できないと、自分だけお酒が飲めなくて悲しい思いをするので・・・。
また、朝の買い物ついでに夜のお酒もつい買いたくなりますが、24時間販売の許可を取ってないところや規制のある場合は買えないのでご注意ください。
お店は開いていて、アルコール売り場にも行けるんですが「◯時~◯時はアルコールを売らない」という紙が貼ってあったり、アルコールの前にカーテンがかけてあったりします。
そこから出して持っていっても売ってくれません。
まとめ
- イギリスにもアルコールに関する厳しい法律がある
- 法律上18歳以上はアルコールの購入ができるが、身分証明書は持っていったほうがいい
- パブは23時に閉まるところもある
- アルコールを買えない時間帯があるお店もある