ロンドンのケンジントン宮殿で故ダイアナ妃のファッション展が始まりました。今後2年間行われるそうですが、なかなか簡単にロンドンには行けないので公開されている公式動画&画像などで美しいドレスや内容をチェックしてみました。
故ダイアナ妃のファッション展
2017年8月31日でイギリスのダイアナ妃が亡くなって、20年になります。
その節目の年に、ダイアナ妃が約15年間住んでいたロンドンのケンジントン宮殿でファッション展『Diana : Her Fashion Story』が2月24日(金)から始まりました。
『Diana : Her Fashion Story (ダイアナ妃のファッションストーリー)』は「ダイアナ妃のファッションの移り変わり」や「ダイアナ妃のファッションにまつわるストーリー」を知ることができる展示内容になっています。
このエキシビジョンには、ダイアナ妃が20年以上の間に着用した11人のデザイナーによる、象徴的な25点のドレスが展示されています。
ダイアナ妃は1996年にチャールズ皇太子と離婚していますが、その後も慈善活動に力を入れており、1997年には79着のドレスをオークションにかけて、収益をエイズや癌のチャリティに寄付しています。
今回展示されているドレスは各国の博物館や収集家から借りて集められたものだそうです。
ただドレスを見て懐かしむだけではなく、ダイアナ妃のファッションにまつわるストーリーも知ることができる、素敵な機会ですね。
画像で美しいドレスをチェック
ダイアナ妃のファッションは、可愛らしいフリルやラッフル、レースなどが付いたニュー・ロマンティックスタイルのドレスから、時代やトレンドも反映しながら、よりパワフルで自信に満ちた、遊び心もあるファッションへと変遷していきます。
10代の頃に着ていたドレス
結婚後、80年代に着ていたドレス
ベルベットのイブニングドレス
1985年にホワイトハウスを訪れた時に着用していたドレス。
当時の大統領だったロナルド・レーガン夫妻がダイアナ妃を迎えています。
この日はジョン・トラボルタとダンスもしました。(下にリンクのあるBBC&NBCニュースの動画に一部映っています。)
エルヴィス・ドレス
1989年に香港を訪問した時のドレス。
歌手のエルヴィス・プレスリーの衣装に似ていることから、エルヴィス・ドレスと呼ばれています。
病院訪問の際に着ていたドレス
ダイアナ妃が病院訪問の際によく着用していたドレス。
帽子を被っていては、子供を抱っこできないために帽子を被らず、素手で子どもたちと触れ合うために手袋もつけていません。
また、ネックレスなどのアクセサリーも子どもたちが遊びやすいものを身に着けていたそうです。
エキシビジョンのキュレーターによると、展示されているそれぞれのドレスにプリンセスとしてのダイアナ妃、母親としてのダイアナ妃、人道主義者としてのダイアナ妃のストーリーが詰まっているということです。
英語の動画
実際にロンドンに行って展示を見られたら、もっと感動的なんだろうなぁと思います…。
まとめ
- ダイアナ妃のファッションの歴史を辿る展示がケンジントン宮殿で開催
- ダイアナ妃が若い頃に着ていた可愛らしいドレスの展示もされている
- プリンセスになった後のドレスは、より洗練されて自信に溢れたデザインが多い
ダイアナ妃は本当に世界中が注目して、憧れたファッションアイコンだったと思います。