映画『怪物はささやく』で13歳の少年コナーを演じた、ルイス・マクドゥーガル。ルイスがどんな俳優なのか、プロフィールや出演作、画像をまとめました。
映画「怪物はささやく」コナー役
シヴォーン・ダウド原案、パトリック・ネス原作のベストセラー小説を映画化した、『怪物はささやく』。
主人公の13歳の少年コナーを演じたのは、スコットランド出身の俳優ルイス・マクドゥーガル。
コナーの母親役はフェリシティ・ジョーンズ、祖母役はシガニー・ウィーバーが演じ、スペイン出身のフアン・アントニオ・バヨナ監督(代表作「永遠のこどもたち」「インポッシブル」)が指揮をとりました。
映画『怪物はささやく』は、2016年のトロント国際映画祭で上映され、世界各国で公開。
2017年2月に授賞式の行われたスペイン版アカデミー賞とよばれるゴヤ賞では本年度最多の9部門で賞を受賞、コナー役のルイスも英国の映画賞などで高い評価を受けました。
この記事では、若手俳優ルイス・マクドゥーガルのプロフィールや出演作などについてまとめています。
ルイス・マクドゥーガルはどんな俳優?
プロフィール
- 名前:ルイス・マクドゥーガル (Lewis MacDougall)
- 生年月日 / 年齢:2002年6月5日 / 15歳
- 出身地:スコットランド・エジンバラ
Introducing #AMonsterCalls star @lewismacdougall who plays our Conor! #TIFF16 pic.twitter.com/JEkZ1t1ten
— A Monster Calls (@amonstercalls) September 10, 2016
ルイス・マクドゥーガルは、スコットランドのエジンバラ出身。
映画『怪物はささやく』で、難病の母と暮らす男の子コナー役を演じていますが、ルイスは実生活でも2013年、11歳の時に母親を難病の多発性硬化症で亡くしています。
父親は元銀行家で、現在もルイスと一緒にスコットランドに在住。
撮影や学校がないときは、ルイスは友人とサッカーやテレビゲームをしたり、父親とゴルフをしたりしているそうです。
出演作は?
ルイスは、エジンバラの小学校や地域の施設で演技クラスを行っている「ドラマ・スタジオ (The Drama Studio)」に参加し、演技を学びます。
ドラマ・スタジオでの劇以外、テレビや映画には出演したことのなかったルイスですが、11歳のときに映画「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」の一般公募オーディションを受けるように先生から勧められ、参加。
そして、主人公ピーターの友人ニブス役に見事合格。
2015年に公開された映画「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」で、俳優デビューしました。
ピーター役のリーヴァイ・ミラーとニブス役のルイス
ピーター役のリーヴァイ・ミラーとはオーディションの時に知り合い、撮影終了後もSkypeやテキストメッセージで連絡を取り合うなど、仲が良いそうです。
「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」の出演がきっかけでエージェントも得たルイスは、約1,000人のオーディションから、2016年(日本公開は2017年)の映画『怪物はささやく』で主演のコナー役に抜擢。
実力を評価されただけでなく、人気も知名度もアップしました。
ルイスは2017年公開予定の映画『Boundaries (原題)』にも、主演ヴェラ・ファーミガの息子役で出演。
ほかに、映画『The Belly of the Whale (原題)』も撮影中だそうで、今後の活躍が期待されます。
まとめ
- 映画「怪物はささやく」コナー役のルイス・マクドゥーガルはエジンバラ出身
- 地元の演技クラスに参加し、2015年の映画「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」でデビュー
- 「怪物はささやく」の演技が高く評価され、今後の活躍が期待されている若手俳優