映画『太陽がいっぱい』俳優アランドロン。現在について、最近の活動や子供のことなどをまとめました。
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アラン・ドロンの現在は?
1935年11月8日生まれ、フランス出身のアラン・ドロン(Alain Delon)。
17歳でフランス海軍に入隊し、1956年に帰国後、1957年の映画『女が事件にからむ時』で俳優デビュー。
1960年の映画『太陽がいっぱい』にトム・リプリー役で主演、国際的にブレイク。
Mentally I’m here.
(Alain Delon absorbing liquor and Vitamin D in PURPLE NOON, 1960.) pic.twitter.com/L9X9dgkKhn
— MUBI Canada (@mubicanada) November 8, 2023
1963年の映画『山猫』でゴールデングローブ賞新人男優賞にノミネートされ、1984年の映画『真夜中のミラージュ』でセザール賞主演男優賞を受賞。
1991年、フランスのレジオンドヌール勲章を受章。
1995年、ベルリン国際映画祭で金熊名誉賞を受章しました。
俳優活動・出演映画
アラン・ドロンは近年、あまり多くの作品には出演していません。
1985年からスイスに定住しており、1999年に市民権を取得。
主要な役を演じた国際的な作品は、1998年のアクション映画『ハーフ・ア・チャンス』が最後。
この作品では、映画『ボルサリーノ(1970年)』のジャン=ポール・ベルモンド、ヴァネッサ・パラディと共演。
1998年映画『ハーフ・ア・チャンス』
Ce dimanche, @France3tv continue de rendre hommage à #JeanPaulBelmondo avec la diffusion à 13h30 de “1 chance sur 2”, qui réunissait à nouveau en 1998 un duo mythique de cinéma : Delon et Belmondo. Mais combien de films ont-ils tournés ensemble ? https://t.co/ur6ZPNduC1 pic.twitter.com/ae43nzNkGV
— AlloCiné (@allocine) September 11, 2021
2000年代、フランスのドラマ『アラン・ドロンの 刑事物語(2002年)』『アラン・ドロンの刑事フランク・リーヴァ(2003~04年)』などに主演。
2008年、ファンタジーコメディ映画『アステリックスと仲間たち オリンピック大奮闘』にカエサル役で助演。
2008年、A.R.ガーニーの戯曲『ラヴ・レターズ』の舞台でアヌーク・エーメと共演。
2010年のテレビ映画『Un mari de trop』や2011年のテレビ映画『Une journée ordinaire』に出演。
2012年、ロシアの映画『S Novym godom, mamy!』に本人役で出演。
2013年、舞台『Une journée ordinaire』に出演。
2019年、フランスの映画『Toute ressemblance』に本人役で出演。
2019年5月、カンヌ国際映画祭で生涯功労賞にあたる名誉パルムドールを受賞しました。
Alain Delon’s emotion tonight on the occasion of the presentation of his Honorary Palme d’or moved the whole Debussy Theatre! ✨https://t.co/OkHR8wFwhK pic.twitter.com/wt453MpN4d
— Festival de Cannes (@Festival_Cannes) May 19, 2019
歌手活動
アラン・ドロンは、1973年にリリースしたダリダとのデュエット曲「あまい囁き(Paroles, paroles)」が国際的にヒット。
その後も、1983年にシャーリー・バッシーとの曲「Thought I’d ring you」をリリースするなど歌手として活動。
2019年4月、83歳で新曲「Je n’aime que toi」をリリースしました。
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↑写真:作詞担当のジュリア・パリスさん、作曲&プロデュースのリック・アリソンさん。
脳卒中で療養
2019年4月に新曲発表、5月にカンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを受賞したアラン・ドロンでしたが…
2019年6月、脳卒中を発症し、療養。
約2年の療養後、2021年にテレビのインタビューに出演。
Ce samedi à 19h05, heure française, @TV5MONDE rediffuse l’entretien exclusif d’Alain Delon accordé @viguier_cyril à Douchy. Une 1ère interview intimiste, sans tabou depuis son accident cardio-vasculaire recueillie en 2021. « Alain Delon face au monde » également sur @TV5MONDEPLUS pic.twitter.com/KzRbzW3aIT
— TV5MONDE PRO (@TV5MONDE_pro) July 21, 2023
↑写真:左はインタビューしたTVプロデューサー&ジャーナリストのシリル・ヴィギエールさん。
YouTube動画:TV5MONDE Info「”Alain Delon face au monde”, les coulisses de l’entretien」
インタビューで、あと1つ映画をつくりたいと願望を語りました。
2023年現在、アラン・ドロンの最新の出演作品などは発表されていません。
結婚・離婚歴や妻・恋人、子供のこと♡
結婚は1回:元妻ナタリー・ドロン
アラン・ドロンが正式に結婚していたのは、1回。
元恋人や元妻との間に子供があわせて3人、認知していない息子が1人います。
- 元恋人:ニコ(Nico) // 1962年に息子が誕生→親子関係を認めていない。
- 元妻:ナタリー・ドロン(Nathalie Delon) // 1964年結婚・1969年離婚(子供1人)
- 元恋人:ロザリー・ファン・ブレーメン(Rosalie van Breemen) // 1987~2001年交際(子供2人)
1962年、ドイツ人モデル&歌手ニコとの間に息子クリスティアン・アーロン(愛称アリ)さんが誕生。
しかし、アランはアリさんを認知していません。
1962年、モデルのナタリー・バルテルミー(のちのナタリー・ドロン)と出会い、交際。
1964年に結婚し、息子アントニーさんが誕生。
元妻ナタリー・ドロン
Nathalie Delon : Alain Delon lui rend un vibrant hommage, deux ans après sa mort https://t.co/LpE9aSQzKm pic.twitter.com/m2VeJZSHEQ
— Paris Match (@ParisMatch) January 21, 2023
1960年代後半に別居、離婚を申請し、1969年に離婚が成立。
1987年からオランダ人モデルのロザリー・ファン・ブレーメン(Rosalie van Breemen)さんと交際。
1990年に娘アヌーシュカさん、1994年に息子アラン=ファビアンさんが誕生。
2001年にロザリーさんと破局しました。
子供は3人?4人?
アラン・ドロンには、子供が少なくとも4人。
いちばん上の息子クリスティアンさんは認知していないため、「子供は3人」とされることもあります。
- 息子:クリスティアン(Christian) // 1962年8月生まれ(母ニコ)
- 息子:アントニー(Anthony) // 1964年9月生まれ(母ナタリー・ドロン)
- 娘:アヌーシュカ(Anouchka) // 1990年11月生まれ(母ロザリー・ファン・ブレーメン)
- 息子:アラン=ファビアン(Alain-Fabien) // 1994年3月生まれ(母ロザリー・ファン・ブレーメン)
アントニーさんは俳優、アヌーシュカさんは女優として活動。
末の息子アラン=ファビアンさんも幼少期から子役として活動し、近年はファッションモデルや監督としても活躍中です。
息子アラン=ファビアンさんと娘アヌーシュカさん
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【家族について詳しくはこちら】
現在の恋人について
アラン・ドロンの現在の恋人は、日本人のヒロミ・ロリン(Hiromi Rollin)さん。
2019年に脳卒中を発症したアランをそばで支えてきたそう。
2023年、アランの息子たちがヒロミさんをモラルハラスメントで告発したことが報じられました。
まとめ
- アラン・ドロンは近年、俳優としての出演作はナシ。
- 2019年4月、歌手として新曲を発表。5月、カンヌ国際映画祭で名誉賞を受賞。
- 2019年6月、脳卒中を発症し、療養。2021年にテレビインタビューに出演した。