映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』で光学迷彩スーツを着ている主役のスカーレット・ヨハンソン。このスーツの素材や映画の衣装デザイナーについてまとめました。
ゴースト・イン・ザ・シェル、スカヨハのスーツの素材は?
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』でスカーレット・ヨハンソンが着ている光学迷彩スーツ。
もともとはマーゴット・ロビーが少佐役のオファーを受けていたそうですが、このスーツが似合う人はハリウッドの中でも限られていそうですね。
このスーツの製作には最新の技術を使い、使われている素材はシリコン。
スカーレットの身体を3Dスキャンして作ったマネキンに、パズルのようなピースをフィッティングして作ったそうですが、かなりの人数と時間がかかったそうです。
シリコン製のスーツ
シリコンを使用した理由は、素材の見た目や触感が未来的でシワができず、伸縮性があって機能的、さらにカットが綺麗にできるため細かいディテールも工夫しやすいのだそうです。
このスーツには柔らかいシリコンや硬いシリコンなど、部位によって色んな種類のシリコンが使われています。
そして、スーツの見た目を損なわないためにジッパーはついておらず、代わりにマグネット・スナップで胴と手のパーツを留めるようになっています。
マグネット・スナップ
これを撮影のために何度も着るのは、スカーレットも大変そうですね。
images : YouTube Tested
映画の衣装デザイナーは?
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の衣装デザイナーとして、クレジット表記されているのは『Kurt and Bart』。
Kurt and Bartは、カート・スワンソンとバート・ミュラーによる衣装デザインデュオで、映画やミュージシャンのコスチュームなどを手がけています。
Kurt and Bart
これまでに彼らが関わった有名な映画作品は『ダラス・バイヤーズクラブ』や『ハンガー・ゲーム』など。
そして、『ゴースト・イン・ザ・シェル』の未来的なスーツや小道具の製作、特殊効果や特殊メイクの一部は、Weta Workshopが行いました。
Weta Workshopはニュージーランドを拠点とする特殊効果&小道具製作の会社で『想像の世界を現実にする』をテーマに様々なプロジェクトを行っています。
現在、『ゴースト・イン・ザ・シェル』のルパート・サンダース監督やキャストが来日中のようですが、映画の公開が楽しみですね。
日本の公開日は4月7日(金)です。
まとめ
- 映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』、スカヨハの光学迷彩スーツはシリコン製
- 最新の技術を使って、多くの人や部門が関わり、長い工程を経て製作された
- 衣装デザインは、Kurt and Bartが担当し、光学迷彩スーツはWeta Workshopが製作
スカーレットは地毛を染めたそうですが、黒髪も可愛いですね。