実話をもとにした映画『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』。この映画にメインキャストとして出演している俳優&女優の画像とプロフィールをまとめました。
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実話映画『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
映画『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』は、インド出身のサルー・ブライアリーさんの経験をもとにしたノンフィクション本『25年目の「ただいま」』が原作。
映画のキャッチコピーは『迷った距離1万キロ、探した時間25年、道案内はGoogle Earth』。
幼少期のサルーを演じているサニー・パワールくん、とても可愛いですね。
メインキャストのプロフィール
サルー・ブライアリー役
- 名前:デヴ・パテル (Dev Patel)
- 生年月日 / 年齢:1990年4月23日 / 26歳
- 出身地:イギリス・ロンドン
- 身長:187cm
- 代表的な出演作:映画『スラムドッグ$ミリオネア』『マリーゴールド・ホテル』シリーズ『奇蹟がくれた数式』『ライオン』
デヴ・パテルはケニア・ナイロビのインド人コミュニティ出身のインド系両親のもとにロンドンで生まれました。
そして、2007年の英ドラマ「スキンズ」で俳優デビューし、翌2008年の映画「スラムドッグ$ミリオネア」で世界的に注目を浴びます。
私生活では、「スラムドッグ$ミリオネア」で共演したフリーダ・ピントーと長年交際していましたが、2014年に破局。
現在は、オーストラリア出身の女優ティルダ・コブハム=ハーヴィー(Tilda Cobham-Hervey)さんと交際しているようです。
ルーシー役
- 名前:ルーニー・マーラ (Rooney Mara)
- 生年月日 / 年齢:1985年4月17日 / 31歳
- 出身地:アメリカ・ニューヨーク州
- 身長:160cm
- 代表的な出演作:映画『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』『キャロル』『ライオン』
ニューヨーク州ベッドフォード出身のルーニー・マーラは、兄姉弟のいる4人兄弟で、姉ケイトも女優。
母方の曾祖父はアメフトのピッツバーグ・スティーラーズ、父方の曾祖父はニューヨーク・ジャイアンツの創設者で、マーラの父親は同チームの副社長。
マーラは2005年に女優デビューし、主演映画『ドラゴン・タトゥーの女』や準主演の『キャロル』で複数の賞にノミネート、受賞しました。
私生活では、映画監督のチャーリー・マクダウェルと数年間交際していましたが、2016年に破局。
現在は俳優のホアキン・フェニックスと交際中です。
スー・ブライアリー役
- 名前:ニコール・キッドマン (Nicole Kidman)
- 生年月日 / 年齢:1967年6月20日 / 49歳
- 出身地:アメリカ・ハワイ生まれ、オーストラリア・シドニー育ち
- 身長:180cm
- 代表的な出演作:映画『ムーラン・ルージュ』『めぐりあう時間たち』『ラビット・ホール』『ライオン』他
ニコール・キッドマンと夫のキース・アーバン
The simple secret behind Nicole Kidman and Keith Urban’s 11-year marriage https://t.co/IGGbsHDOUn pic.twitter.com/rTY6Byw07T
— BazaarUK (@BazaarUK) June 1, 2017
ニコール・キッドマンは、オーストラリア人の両親が学生ビザで滞在していた米国ハワイのホノルルで誕生。
キッドマン一家は、ワシントンD.C.に住んだ後、ニコールが4歳の時にオーストラリアに戻りました。
ニコールは幼い時からバレエや演劇を学んで、16歳頃からテレビや映画に出演するようになり、オーストラリア人女優として初めてアカデミー主演女優賞を受賞するという偉業も達成しています。
1人目の夫トム・クルーズとは1990年に結婚し、男女2人の養子を迎えるも2001年に離婚。現在の夫キース・アーバンとは、2006年に結婚して2人の娘をもうけています。
ジョン・ブライアリー役
- 名前:デヴィッド・ウェンハム* (David Wenham)
- 生年月日 / 年齢:1965年9月25日 / 51歳
- 出身地:オーストラリア・シドニー
- 身長:183cm
- 代表的な出演作:映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ『300 〈スリーハンドレッド〉』シリーズ、ドラマ『アイアン・フィスト』他
*名前は「デビッド・ウェナム」の表記もあり。
オーストラリア・シドニー生まれのデヴィッドは7人兄弟の末っ子で、5人の姉と兄が1人います。
デヴィッドは、シドニーの大学で演劇を学んで卒業後、映画やドラマ、舞台などで活躍。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『300』シリーズで知られ、最近ネットフリックスで配信が開始されたドラマ『アイアン・フィスト』にも出演しています。
デヴィッドには、90年代半ばから交際しているケイト・アグニューさんとの間に2人の娘がいます。
幼少期のサルー役
- 名前:サニー・パワール(Sunny Pawar)
- 年齢:8歳
- 出身地:インド・マハーラーシュトラ州ムンバイ
- 身長:成長中
- 代表的な出演作:映画『ライオン』でデビュー
インドのムンバイで生まれ育ったサニー・パワールくんは、約2000人の中から幼少期のサルー役に抜擢。
当初、英語はほとんどわからなかったそうですが、最近はゴールデングローブ賞やアカデミー賞の授賞式にも参加し、テレビのインタビューにも登場(通訳付き)。
デビュー作『ライオン』に続き、サニーくんは映画『Love Sonia (2017)』や『Drive(2018)』にもキャスティング。
『Love Sonia』はデミ・ムーアやフリーダ・ピントーが出演しています。
グドゥ役(サルーの兄)
- 名前:アビシェーク・バラト(Abhishek Bharate)
- 年齢:17歳
- 出身地:インド・マハーラーシュトラ州プネー
- 身長:成長中
- 代表的な出演作:映画『Salaam』『ライオン』
Abhishek Bharate gives an amazing debut performance as Saroo’s older brother Guddu in #LionMovie. In cinemas now. pic.twitter.com/iuQzlKa2uJ
— Transmission Films (@transmission) February 1, 2017
映画『ライオン』でハリウッド映画デビューしたアビシェークくんは、2014年にインドのマラーティー語映画『Salaam』に出演。
現在はプネーにあるDr. D. Y. Patil Collegeのジュニアカレッジに通う学生ですが、『Salaam』の映像を見た『ライオン』のキャスティングディレクターから連絡があり、オーディションを受けてグドゥ役に抜擢されました。
アビシェークくんもサニーくん同様、2017年公開予定の映画『Love Sonia』に出演しています。
まだ学生のアビシェークくんは、ボリウッド映画に出たいという夢や海軍に入りたいという想いもあるそうですが、父親の助言もあり、希望が叶わなかったときのために勉強し、薬剤師になって家族で薬局を始めるというバックアッププランも考えているそうです。
ミセス・スード役
- 名前:ディープティ・ナバル (Deepti Naval)
- 生年月日 / 年齢:1952年2月3日 / 65歳*
- 出身地:インド・パンジャーブ州アムリトサル
- 身長:160cm
- 代表的な出演作:映画『Leela』『Memories in March』『Listen… Amaya』他
*1957年生まれの60歳とするプロフィールもあり。
インド生まれのディープティは、学校教育を終えた後に家族とともにアメリカに移住。
ニューヨーク市立大学ハンター校で絵画などの美術を専攻し、英文学や心理学も学んで卒業。
その後、演技のトレーニングも受けて1970年代後半に女優デビューし、現在までに複数の国際的な映画賞で主演女優賞や助演女優賞を獲得しています。
また、ディープティは女優だけでなく、監督やプロデューサー、脚本家、詩人、画家、写真家などとしても活躍。
1980年代にインド人映画プロデューサーと結婚し、養女を迎えますが、後に離婚しています。
カムラ役(サルーの母)
- 名前:プリヤンカ・ボセ (Priyanka Bose)*
- 生年 / 年齢:1981年 / 35歳
- 出身地:インド・デリー
- 身長:165cm
- 代表的な出演作:映画『Gangor』『ライオン』
*名前は英語読みの「プリヤンカ・ボズ」の表記もあり。
Depressing to see demarcation between stars and actors: #Lion actress Priyanka Bosehttps://t.co/yrF1B2GRnz pic.twitter.com/O6j7MHE1e7
— IE entertainment (@ieEntertainment) 2017年2月3日
インドのデリーで育ったプリヤンカは、デリー大学で社会学を専攻。
20歳で実家を出てからは、アマチュア演劇に参加したり、生活費を稼ぐためにダンサーの仕事をしたりもしたそうです。
そして、2005年にムンバイに移り、モデルの仕事や映画でマニプリやカタック(インドの伝統舞踊)、バレエなどを踊る役にも挑戦したそうですが、上手くいかず…。
仕事がなくて困っていたときは、ミュージシャンの夫からサポートを受けていたそうです。
しかし、その後、初めての主演映画『Gangor(2010)』がローマ国際映画祭に出品されて注目を浴び、世界ツアーを行なった舞台も高い評価を得ます。
プリヤンカによると、そのツアーの最中に『ライオン』のキャスティングディレクターから連絡があり、オーディションを受けてカムラ役を勝ち取ったそうです。
映画『ライオン』は、オーディションもドラマティックなことが多かったみたいですね。
まとめ
- 映画『ライオン』の主役サルーを演じるのは『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル
- 幼少期のサルー役は、『ライオン』がデビュー作の子役サニー・パワール
- 『ライオン』には、様々なバックグラウンドを持った役者が出演
サニーくんの名演技が大きく取り上げられていますが、兄役のアビシェークくんも希望しているボリウッド映画に出られると良いなと思います。