2015年11月にスタジオアルバム『パーパス(Purpose)』をリリースし、2016年から世界ツアーを行っていた歌手のジャスティン・ビーバー(23歳)。7月24日に声明で、不測の事態により、残りのライブをキャンセルすることが発表されました。理由は何なのでしょうか。
ジャスティン・ビーバー、残りのツアー日程をキャンセル
パーパス・ワールド・ツアー(Purpose World Tour)中だった、歌手のジャスティン・ビーバー。
北米(アメリカ・カナダ)とアジア(日本・香港・フィリピン・シンガポール)で残り14公演が行われる予定でしたが、7月24日、突然キャンセルが発表されました。
公式ウェブサイトやフェイスブックで発表された声明は(一部抜粋)…
不測の事態により、残りのツアー日程をキャンセルします。
ジャスティンはファンを愛しており、ファンをガッカリさせることを本当に残念に思っています。
しかし、熟考を重ねた結果、ジャスティンはキャンセルを決断しました。
ライブのチケットは払い戻されるそうです。
最近では、イギリス人歌手のアデルが声帯を痛めたためにツアーの公演をキャンセルしたことが記憶に新しいですが、ジャスティンには何があったのでしょうか。
ライブ中止の理由は?現在報じられていること
声明発表後、現在までにジャスティン本人からのコメントはありませんが、複数の米メディアは「関係者からの独占情報」として、公演キャンセルの理由を報じています。
報じられている理由はいくつかあり、
- ツアーに飽きてしまった
- やる気を失ってしまった
というもののほか、
- 極度の疲労で、休息が必要なため
と伝えられています。
ジャスティンは過去に、
ライブやファンと対面で交流をすることは本当に楽しい。
しかし、体力だけでなく、精神的にもかなりのエネルギーが必要。
人々を笑顔にしたり、幸せにしたいとは思うけど、自分の健康や精神状態を犠牲にしてまでは出来ない。
というようなことをSNSでたびたび発信しており、ファンとの交流会をキャンセルしたり、ライブの途中でステージから去ってしまったりしたこともありました。
今回のツアーキャンセルについて、ジャスティン本人からコメントが出ていないため、一概に批判はできませんが、ライブを楽しみにしていた人や、子供へのプレゼントとしてチケットを購入していた人などから、突然のキャンセルを批判する声があがっています。
一方で、歌手のジョン・メイヤーはツイッターで即座にジャスティンを擁護。
誰かが残りのツアー日程をキャンセルするということは、ツアー続行は本人にとって深刻なダメージが伴うと判断したということ。
最近、我々は多くの偉大なアーティストを失っており、僕はジャスティンの行動を称賛します。
とエールを送っています。
ジャスティンは先週、過去の不適切な行為を理由に中国本土での公演禁止を報じられていたので、今回も何かトラブルがあったのかと思ったのですが…ツアー中止の本当の理由が気になります。
ただ、人気歌手として若い頃から注目され、本当に心身の疲労は溜まっていると思うので、静かな場所で休めると良いですね。
追記:宗教に傾倒の可能性も?
声明発表後、ジャスティンのマネージャー、スクーター・ブラウンもSNSでコメントを出しており、ツアー中止について軽く謝罪。
今回の中止は、ジャスティンの心身の健康を考えて、やむを得なかったとのこと。
その後、パパラッチが普段と変わらなそうなジャスティンを発見し、ツアー中止について聞くと
(ツアーを)2年もやってきたから、ちょっと休んでリラックスしたい。
という返事。
そして、一部のメディアは『ツアー中止は、宗教的な理由によるもの』と報道。
以前からヒルソング教会に通い、イベントにも参加していたジャスティンは、牧師とも親交があり、最近よりスピリチュアルな考え方に傾倒していたとも言われています。
しかし、再びパパラッチに発見されたジャスティンは、ツアー中止は宗教的な理由かと問われ、
違うよ。
と答えて去っていきました。
まとめ
- ジャスティン・ビーバーが世界ツアーの残りをキャンセル
- 北米や日本を含むアジアで、約15のライブが予定されていた
- キャンセルの理由は、心身の疲労が原因とも言われている