『プラダを着た悪魔』ナイジェル役スタンリー・トゥッチはどんな人?

2006年の映画『プラダを着た悪魔』でナイジェル役を演じた俳優スタンリー・トゥッチ。どんな人なのか、プロフィールや有名な出演作、結婚・妻・子供のことなどをまとめました。

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スタンリー・トゥッチはどんな人?

プロフィール

  • 名前:スタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)
  • 生年月日 / 年齢:1960年11月11日 / 59歳
  • 出身地:アメリカ・ニューヨーク州ピークスキル
  • 身長:172cm

ニューヨーク州ピークスキル生まれ、両親はともにイタリア系(祖父母がイタリア生まれ)。

父親は美術教師、母親は秘書・作家という家庭で育ち、高校では演劇クラブで熱心に活動。

ニューヨーク州立大学パーチェス校で演劇を専攻、1982年に卒業し、「The Queen and the Rebels」でブロードウェイデビュー。

この時期はモデルとしても活動し、リーバイスのジーンズのテレビCMにも出演しました。

  • 若い頃のスタンリー・トゥッチ(1980年代なかば、リーバイスのCM)

1985年、映画『女と男の名誉』の端役でスクリーンデビュー。

その後も舞台や映画、ドラマでキャリアを重ね、1990年代なかばにブレイク。

1995年に始まったリーガルドラマ『マーダー・ワン』シーズン1にレギュラー出演し、1996年の映画『シェフとギャルソン、リストランテの夜』でニューヨーク映画批評家協会賞新人監督賞などを受賞。

  • 1996年映画『シェフとギャルソン、リストランテの夜』

この作品は、スタンリーと俳優トニー・シャルーブがイタリア移民の兄弟役で主演。

スタンリーと高校の演劇クラブで仲間だったキャンベル・スコットが監督、さらに、スタンリーといとこのジョセフ・トロピアーノが共同で脚本を執筆しました。

1998年、伝記テレビ映画『ザ・ジャーナリスト(Winchell)』にウォルター・ウィンチェル役で主演し、ゴールデングローブ賞とエミー賞の主演男優賞を初受賞。

2000年のテレビ映画『謀議(コンスピラシー アウシュビッツの黒幕)』でもゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しています。

まだアカデミー賞は受賞していませんが、2009年の映画『ラブリーボーン』でアカデミー賞と英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされました。

スタンリー・トゥッチのインスタグラム

有名な出演作

  • 1995~96年ドラマ『マーダー・ワン』
  • 1996年映画『シェフとギャルソン、リストランテの夜』
  • 1997年映画『地球は女で回ってる』

ウディ・アレン監督・脚本・主演のラブコメディ。

スタンリーのほか、エリザベス・シュー、ロビン・ウィリアムズ、トビー・マグワイア、デミ・ムーアら、豪華キャストが出演しました。

  • 1998年テレビ映画『ザ・ジャーナリスト(Winchell)』
  • 2000年テレビ映画『謀議(コンスピラシー アウシュビッツの黒幕)』
  • 2002年映画『ロード・トゥ・パーディション』
  • 2004年映画『ターミナル』

スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス&キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演のコメディドラマ映画。

スタンリーも重要な役で出演しています。

  • 2004年映画『Shall We Dance?』
  • 2006年映画『プラダを着た悪魔』
  • 2009年映画『ジュリー&ジュリア』

シェフ&料理研究家ジュリア・チャイルドと作家ジュリー・パウエルの実話をもとにした作品。

メリル・ストリープ&エイミー・アダムス主演、スタンリーはメリルと夫婦役です。

  • 2009年映画『ラブリーボーン』

原作はアリス・シーボルドの同名小説、主人公の少女役はシアーシャ・ローナン。

マーク・ウォールバーグやレイチェル・ワイズ、スーザン・サランドンらが出演し、スタンリーはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

  • 2010年映画『小悪魔はなぜモテる?!』
  • 2011年映画『マージン・コール』
  • 2011年映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
  • 2012~15年映画『ハンガー・ゲーム』シリーズ

スーザン・コリンズの小説が原作の映画シリーズ。

スタンリーはシーザー・フリッカーマン役で『ハンガー・ゲーム(2012年)』『ハンガー・ゲーム2(2013年)』『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス(2014年)』『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション(2015年)』に出演しました。

  • 2013年映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』
  • 2014年映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』
  • 2015年映画『スポットライト 世紀のスクープ』

アカデミー賞で6部門にノミネートされ、作品賞と脚本賞を受賞した伝記ドラマ映画。

スタンリーは弁護士役で出演しています。

映画『スポットライト 世紀のスクープ』予告動画

  • 2017年ドラマ『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』
  • 2017年映画『美女と野獣』

エマ・ワトソンがベル役、ダン・スティーヴンスが野獣役を演じたディズニー実写映画。

スタンリーはカデンツァ役。

  • 2017年映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』
  • 2017年映画『ジャコメッティ 最後の肖像』監督・脚本

スタンリーが監督・脚本、ジェフリー・ラッシュが彫刻家アルベルト・ジャコメッティ役を演じたドラマ映画。

2017年2月にベルリン国際映画祭でプレミア上映されました。

日本では2018年1月に劇場公開。

映画『ジャコメッティ 最後の肖像』予告動画

最新の出演作

2019年は、Netflix配信のホラー映画『ザ・サイレンス 闇のハンター』やFacebook Watchのドラマ『Limetown(原題)』に出演。

2020年、Apple TV+で始まったアニメシリーズ『セントラル・パーク』に声の出演をしています。

最新の出演作は、2020年9月にサン・セバスティアン国際映画祭で上映された映画『Supernova(原題)』。

  • 2020年映画『Supernova』

スタンリー・トゥッチ&コリン・ファース主演。

スタンリーは、2021年公開予定の映画『キングスマン: ファースト・エージェント』にも出演しています。

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結婚や妻、子供のこと

スタンリー・トゥッチは2回結婚、子供があわせて5人います。

  • 最初の妻:ケイト・トゥッチ // 1995年結婚・2009年死別(子供3人)
  • 現在の妻:フェリシティ・ブラント // 2012年結婚(子供2人)

1995年にソーシャルワーカーだったケイト・スパスさんと結婚し、2000年に双子(息子&娘)、2002年に娘が誕生。

2009年、ケイトさんは乳がんのため亡くなりました。

2012年、20歳年下のフェリシティ・ブラントさんと再婚。

現在の妻フェリシティ・ブラントさん

フェリシティさんは1980年生まれ、イギリス・ロンドン出身の著作権エージェント。

スタンリーが映画『プラダを着た悪魔』で共演した女優エミリー・ブラントの姉です。

スタンリーとフェリシティさんは、2010年にエミリーと俳優ジョン・クラシンスキーの結婚式で出会い、2011年に婚約、2012年に結婚しました。

2015年に息子マッテオくん、2018年に娘エミリアちゃんが生まれています。

スタンリー・トゥッチのインスタグラム

プラダを着た悪魔キャスト現在

まとめ

  • スタンリー・トゥッチはアメリカ・ニューヨーク州出身の俳優・脚本家・映画監督
  • 高校で演劇クラブに所属、大学でも演技を学び、1982年にブロードウェイデビュー
  • 1996年の映画『シェフとギャルソン、リストランテの夜』でニューヨーク映画批評家協会賞新人監督賞を受賞
  • 有名な出演作は『プラダを着た悪魔』のほか、映画『ターミナル』『ジュリー&ジュリア』『ラブリーボーン』『ハンガー・ゲーム』シリーズ、『スポットライト 世紀のスクープ』『美女と野獣』など
  • 2回結婚し、あわせて5人子供がいる。2012年に結婚した現在の妻は女優エミリー・ブラントの姉フェリシティ・ブラント
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