ジャン=ピエール・レオの現在は?『大人は判ってくれない』アントワーヌ役子役俳優

1959年の映画『大人は判ってくれない』アントワーヌ役の元子役・俳優ジャン=ピエール・レオ。現在について、最近の活動や出演作品などをまとめました。

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ジャン=ピエール・レオの現在は?

1944年5月28日生まれ、フランス・パリ出身のジャン=ピエール・レオ(Jean-Pierre Léaud)。

1959年の映画『大人は判ってくれない』アントワーヌ・ドワネル役で子役デビュー。

以降も、フランソワ・トリュフォー監督の映画『アントワーヌとコレット/二十歳の恋(1962年)』『夜霧の恋人たち(1968年)』『家庭(1970年)』『逃げ去る恋(1979年)』にアントワーヌ役で主演。

1966年、ジャン=リュック・ゴダール監督の映画『男性・女性』でベルリン国際映画祭の銀熊賞(男優賞)を受賞。

ほかにも、映画『中国女(1967年)』『アウト・ワン(1971年)』『ゴダールの探偵(1985年)』『コントラクト・キラー(1990年)』『イルマ・ヴェップ(1996年)』『ふたつの時、ふたりの時間(2001年)』などで長年国際的に活躍。

2000年には、セザール賞名誉賞を受賞しました。

ジャン=ピエール・レオは近年も俳優として活動。

2010年代、映画『ル・アーヴルの靴みがき(2011年)』『カミーユ、恋はふたたび(2012年)』に助演。

2014年、フランソワ・トリュフォー監督の没後30年イベント「没後30年フランソワ・トリュフォー映画祭」で来日。

2016年、映画『ルイ14世の死』に主演し、リュミエール賞最優秀男優賞を受賞。

カンヌ国際映画祭で名誉賞パルム・ドール・ドヌールを受賞。

2017年、諏訪敦彦監督の映画『ライオンは今夜死ぬ』に主演。

2018年の映画『Alien Crystal Palace』や2019年の『C’è tempo』にも小さな役で出演。

2023年6月、フランスの映画評論家セルジュ・トゥビアナさんがジャン=ピエール・レオの困窮状態について伝えたことをきっかけにオンラインで寄付が募られ、3日間で20,000ユーロ以上が集まりました。

トゥビアナさんによると、ジャン=ピエールはジャン=リュック・ゴダール監督の死(2022年9月他界)にとくに大きなショックを受け、近年は精神的、身体的、経済的に厳しい状況にあったそう。

ジャン=ピエールが代理人を通してAFP通信に語ったところによると、状況は良くなっているそうです。

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最近の出演映画

  • 2011年映画『ル・アーヴルの靴みがき』
  • 2012年映画『カミーユ、恋はふたたび』
  • 2016年映画『ルイ14世の死』

アルベルト・セラ監督の歴史ドラマ映画。

ジャン=ピエールがルイ14世役で主演し、リュミエール賞最優秀男優賞を受賞しました。

  • 2017年映画『ライオンは今夜死ぬ』

諏訪敦彦監督の日仏合作映画、舞台は南仏コート・ダジュール。

ジャン=ピエールは、年老いた俳優ジャン役で主演。

日本では2018年1月に劇場公開され、DVDも発売されています。

  • 2018年映画『Alien Crystal Palace』
  • 2019年映画『C’è tempo』

結婚や妻のこと

ジャン=ピエール・レオの妻は、ブリジット・デュヴィヴィエ(Brigitte Duvivier)さん。

詳しいことは不明ですが、2人は現在もパリで暮らしているそうです。

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まとめ

  • ジャン=ピエール・レオは近年も俳優として活動。2020年代は今のところ出演作無し。
  • 2016年の映画『ルイ14世の死』に主演し、リュミエール賞最優秀俳優賞を受賞。
  • これまでにセザール賞やカンヌ国際映画祭の名誉賞を受賞。
  • 2017年、映画『ライオンは今夜死ぬ』に主演。
  • 2023年、厳しい状況のため寄付が募られた。
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