1993年公開、ロビンウィリアムズ主演の映画『ミセスダウト』。リディア、クリス、ナタリー役を演じた子役3人の現在についてご紹介します。
Contents
映画『ミセス・ダウト』子役たちの現在は?
1993年のコメディ映画『ミセス・ダウト(Mrs. Doubtfire)』。
主人公ダニエル・ヒラード/ミセス・ダウトファイア役は、俳優ロビン・ウィリアムズ。
3人の子供(娘・息子)を演じたのは、リディア役リサ・ジェイカブ、クリス役マシュー・ローレンス、ナタリー役マーラ・ウィルソン。
この投稿をInstagramで見る
2018年、映画公開25周年を記念し、「The Today Show」で3人が再会。
3人いっしょに集まるのは、映画『ミセス・ダウト』以来だそう。
残念ながら、ロビン・ウィリアムズは2014年、63歳で他界。
ダニエルの妻ミランダ役サリー・フィールドは、現在も女優として活動しています。
リディア役リサ・ジェイカブ
リサ・ジェイカブは2000年ごろ女優業を引退。
現在は、メンタルウェルネスのコミュニティを立ち上げて活動しています。
この投稿をInstagramで見る
*名前のカタカナ表記は「リサ・ジャクブ」もあり。
女優業引退
リサ・ジェイカブ(Lisa Jakub)は1978年12月生まれ、カナダ出身。
1985年、映画『Eleni』で子役デビュー。
テレビ映画やドラマに出演し、1993年の映画『ミセス・ダウト』リディア役で国際的にブレイク。
1996年の映画『インデペンデンス・デイ』にも子役で出演。
2000年の映画『Double Frame』を最後に女優業から引退しました。
結婚・自伝出版・メンタルヘルスケア活動
リサはうつや不安障害と闘っており、ハリウッドを離れてバージニア州に移住。
2005年、ハリウッドの劇場マネージャーだったジェレミー・ジョーンズさんと結婚。
バージニア大学で社会学を専攻し、2010年に卒業。
2015年に自伝「You Look Like That Girl: A Child Actor Stops Pretending and Finally Grows Up」、2017年に「Not Just Me: Anxiety, Depression, and Learning to Embrace Your Weird」を出版。
マインドフルネスのワークショップを全国各地やオンラインでおこない、メンタルウェルネスのコミュニティ「Blue Mala」を設立。
現在は、メンタルヘルスの講演者、ヨガや瞑想の講師として活動しています。
クリス役マシュー・ローレンス
マシュー・ローレンスは、現在も俳優として活動中。
写真中央がマシュー、向かって左隣が兄ジョーイ、右隣が弟アンドリュー
この投稿をInstagramで見る
俳優活動を継続
マシュー・ローレンス(Matthew Lawrence)は1980年2月生まれ、アメリカ・ペンシルベニア州出身。
1984年、ドラマ『ダイナスティ』で子役デビュー。
1990年代、映画『ミセス・ダウト』やドラマ『ボーイ・ミーツ・ワールド』でブレイク。
現在も俳優として活動しており、最近では2020年のアクション映画『スカイ・ミッション(原題:Money Plane)』に助演。
2022年、リアリティ番組「Worst Cooks in America」シーズン24に出場。
2023年、兄ジョーイ、弟アンドリューとともにポッドキャスト番組「Brotherly Love」をスタートさせました。
「Brotherly Love(邦題:ローマン・ブラザーズ)」は、1990年代に放送されたローレンス3兄弟主演のコメディドラマのタイトルです。
恋人はチリ
2019年、ダンサーのシェリル・バーク(Cheryl Burke)さんと結婚しましたが、2022年に離婚。
2022年から、R&Bグループ「TLC」のチリと交際中。
ナタリー役マーラ・ウィルソン
マーラ・ウィルソンは現在、女優活動はほとんどしていません。
ライターや声優、オーディオブックのナレーターとして活動しています。
この投稿をInstagramで見る
女優活動からほぼ引退?
マーラ・ウィルソン(Mara Wilson)は1987年7月生まれ、アメリカ・ロサンゼルス出身。
5歳のころから演技を始め、CMなどに出演。
1993年の映画『ミセス・ダウト』で子役デビュー。
映画『34丁目の奇跡(1994年)』『マチルダ(1996年)』『シンプル・ウィッシュ(1997年)』などにも出演し、子役として活躍。
しかし、映画『マチルダ』公開の数ヶ月前に母スージーさんが乳がんで亡くなり、演じることへの熱意が薄れていったそう。
また、12歳のときに強迫性障害の診断を受け、パニック障害にも苦しんでいたことから、2001年の映画『ドニー・ダーコ』のオーディションを辞退。
映画への出演は、2000年公開の劇場版『きかんしゃトーマス 魔法の線路』が最後になっています。
近年、短編作品やドラマに稀に出演。
ライターや声優、ナレーターとして活動
ニューヨーク大学ティッシュ芸術部で演劇や脚本を学び、2009年に卒業。
2013年、脚本を手掛けた劇「Sheeple」がニューヨーク・インターナショナル・フリンジ・フェスティバルで上演。
ライターとして、雑誌やオンラインメディアなどへ寄稿。
2016年に自伝「Where Am I Now?: True Stories of Girlhood and Accidental Fame」、2023年に「Good Girls Don’t」を出版。
声優として、アニメ『ボージャック・ホースマン(2016年)』『ベイマックス ザ・シリーズ(2018~19年)』などに声の出演。
オーディオブックのナレーターとしても活躍中。
インスタグラムなどのSNSは頻繁に更新しており、コミコンなどのイベントにも参加しています。
まとめ
- リディア役リサ・ジェイカブ
→2000年ごろ女優業引退。自伝を出版、メンタルウェルネスのコミュニティを立ち上げ、スピーカーやヨガ講師として活動中。 - クリス役マシュー・ローレンス
→現在も俳優活動を継続。兄弟とともにポッドキャスト配信もしている。 - ナタリー役マーラ・ウィルソン
→女優活動はほぼしていない。ライターや声優、オーディオブックのナレーターとして活動中。
→2000年ごろ女優業引退。自伝を出版、メンタルウェルネスのコミュニティを立ち上げ、スピーカーやヨガ講師として活動中。
→現在も俳優活動を継続。兄弟とともにポッドキャスト配信もしている。
→女優活動はほぼしていない。ライターや声優、オーディオブックのナレーターとして活動中。