もともとトルコでは有名だったらしいですが、海外や日本でも注目を集めている『塩ファサーの人』ソルトベイ。変なおじさんではなく、少年時代から経験を積んだシェフで、複数のレストランを経営し、有名人のファンもいるすごい人のようです。
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『塩ファサーの人』ソルトベイは何者?
プロフィール
- 名前:Nusret Gökçe
- 生年月日:1983年8月9日
- 年齢:33歳(2017年3月現在)
- 出身地:トルコ
ソルトベイの本名は「Nusret Gökçe」で、日本では『ヌスラト・ガネーシュ』『ヌスレット・ギョクチェ』さんと呼ばれています。
『塩ファサーの人』ソルトベイ
今や時の人となっているソルトベイですが、『塩ファサー』のパフォーマンスだけでなく、本当に一流のシェフなのです。
ソルトベイは兄弟の多い貧しい家庭で生まれ育ち、経済的に学校にもあまり通えないまま、16歳で肉屋の見習いに。
そこで修行を積んだ後、ステーキの本場アルゼンチンに渡ってさらに腕を磨き、独立…そして現在に至るそうです。
私生活について英語圏ではほとんど報道されておらず、結婚しているかは不明ですが「家族を大切にする男」のようです。
『自分の家族と時間を過ごさない男は、本物の男じゃない』
見た目はちょっとチャラい感じにも見えますが、有名なスポーツ選手やデザイナー、レオナルド・ディカプリオ、リアーナ…などセレブのファンもたくさんいて、インスタグラムに写真がアップされています。
『塩ファサー』に見惚れるレオナルド・ディカプリオ
『ソルトベイ』名前の由来や意味は?
ハッシュタグ#SaltBaeがトレンド入りするほど『ソルトベイ』という名前が定着しているヌスレットさん。
しかし、このように呼ばれ始めたのは、今年の1月始めに投稿した動画が注目を集めてからだそうです。
世界的に『ソルトベイ』として知られるきっかけの動画
Salt Bae(ソルトベイ)の意味は『Salt=塩、Bae=大切な人、ベイビー』みたいな感じですが、Baeは『Before Anyone Else (誰よりも先に) 』の頭文字でもあるので『ソルトベイ=誰よりも先に塩を振る』という風にも考えられますね。
※Saltは動詞で『塩で味付けをする、塩を振りかける』という意味もあります。
他には、意訳し過ぎかもしれませんが『塩の申し子』…とか。
ちなみに今のところは、ソルトベイからこのニックネームについてコメントは発表されていないようです。
日本では『トルコのピコ太郎』『トルコのもこみち』『塩使い』『塩男爵』…など新たなニックネームも生まれています。
経営するレストランの名前や場所は?
レストランの名前
シェフとして活躍するだけでなく、ステーキハウスとバーガーハウスのチェーン店を共同経営しているソルトベイ。
レストランの名前は『Nusr-Et』、ソルトベイの本名『Nusret (“勝利”の意味がある)』から付けられた名前ですが、途中に間を空けてトルコ語で『肉』の意味がある「Et」を目立たせたのだそうです。
名前の中に『肉』が入っているなんて、ソルトベイは生まれた時から肉と関わる運命だったんですね。
Nusr-Etとソルトベイ
日本人の感覚だと、どう考えてもボタンが外れすぎです…。
レストランは、海のそばや自然に囲まれた素敵な場所にあるみたいです。
レストランの場所
ソルトベイが『Nusr-Et』を初めてオープンしたのは2010年。
現在はトルコを中心にステーキハウスが5店舗、バーガーハウスが2店舗、雇っている従業員は400人以上いるそうです。
ステーキハウス
- トルコ・アンカラ
- トルコ・パルマリーナボドルム
- トルコ・エティラー
- トルコ・D-ホテルマリス
- アラブ首長国連邦・ドバイ
バーガーハウス
- トルコ・ニシャンタシュ
- トルコ・べべッキ
詳しい住所や電話番号、メニューはウェブサイトに載っています。
トロピカルバーガー?
『Nusr-Et』は今後他の国にも進出予定で、サウジアラビアのリヤド、アラブ首長国連邦のアブダビ、イギリスのロンドンに新たなレストランをオープンする準備中、ニューヨーク、マイアミ、ベルリンなどにもオープンする計画みたいです。
そして、全てのポジションで従業員も募集しているみたいで、 (本当か冗談かはわかりませんが)インスタグラムに『口ひげは必須』と書かれていました。
そのうち日本にも出店して欲しいですね。
まとめ
- 『塩ファサーの人』は通称ソルトベイ、シェフで肉系レストランのオーナー
- 現在ソルトベイが経営するステーキ&バーガーハウスはトルコを中心に数店舗ある
- 今後、アメリカやヨーロッパにも進出予定
ちょっとお腹が空いてきました。