2017年2月26日に授賞式が行われた第89回アカデミー賞。最多の13部門14ノミネートされていた映画『ラ・ラ・ランド』の受賞結果や記録などについてまとめました。
アカデミー賞『ラ・ラ・ランド』の受賞結果一覧
最多の13部門14ノミネート
日本でもついに公開が始まったミュージカル映画『ラ・ラ・ランド(La La Land)』
『叶う夢もあるけど、叶わない夢もある…』という現実も教えてくれる素敵な映画です。
アカデミー賞では、以下の13部門で14ノミネート。
受賞したのは太字の6つです。
- 作品賞
- 監督賞
- 主演男優賞
- 主演女優賞
- 脚本賞
- 撮影賞
- 編集賞
- 美術賞
- 作曲賞
- 歌曲賞①Audition
- 歌曲賞②City of Stars
- 衣装デザイン賞
- 音響編集賞
- 録音賞
受賞は6つ!6冠達成!
①監督賞【デイミアン・チャゼル】
②主演女優賞【エマ・ストーン】
③撮影賞【リヌス・サンドグレン】
④美術賞【デイヴィッド・ワスコ&サンディ・レイノルズ=ワスコ】
⑤作曲賞【ジャスティン・ハーウィッツ】
⑥歌曲賞【City of Stars】
ジャスティン・ハーウィッツ作曲 / パセック&ポール作詞の『City of Stars』は本当に素敵な曲ですね。
ジャスティン・ハーウィッツは、デイミアン・チャゼル監督とハーバード大学時代に出会って、映画『セッション』などでも作曲を担当しています。
ラ・ラ・ランドはオスカーで記録も達成?
ラ・ラ・ランドのアカデミー賞14ノミネートは、1997年の映画『タイタニック』1950年の『イヴの総て』に並ぶ、歴代最多記録です。
このうち、タイタニックは11部門で受賞したのでそれには及びませんでしたが、今回の第89回アカデミー賞においては6部門受賞は最多です。
ちなみに2位はムーンライトの3部門受賞でした。
今回記録を作ったのは、監督賞を受賞したデイミアン・チャゼル監督。
32歳38日での監督賞受賞は歴代最年少で、1931年『スキピイ』のノーマン・タウログ監督の32歳260日の記録を86年ぶりに塗り替えました。
チャゼル監督の感動の受賞スピーチ
#Oscars: Damien Chazelle is the youngest person in history to win Best Director. pic.twitter.com/QvDRovttZn
— Hollywood Reporter (@THR) 2017年2月27日
チャゼル監督はスピーチで、この賞にノミネートされていた他の監督、ラ・ラ・ランドのキャストやスタッフ、家族、そして恋人のオリヴィアさんにお礼を述べました。
チャゼル監督と会場の感動が伝わってくるスピーチですね。
今後もチャゼル監督の新作が楽しみですね。
まとめ
- ラ・ラ・ランドがアカデミー賞で6冠を達成
- アカデミー賞で14ノミネートは歴代最多タイ
- 32歳で監督賞を受賞したチャゼル監督は歴代最年少記録を樹立
チャゼル監督が最近32歳になったばかりという若さに衝撃です…。