日系イギリス人の作家カズオ・イシグロ氏が2017年のノーベル文学賞を受賞。すでに書店やネットではイシグロ氏の書籍は品切れになっているようですが…イシグロ氏原作の有名な海外映画や予告動画をまとめました。
日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞受賞
2016年には、ミュージシャンのボブ・ディランが受賞したノーベル文学賞。
2017年は、日系イギリス人作家カズオ・イシグロ氏の受賞が発表されました。
2017 Literature Laureate and English author Kazuo Ishiguro, born on November 8, 1954 (age 62) in Nagasaki, Japan #NobelPrize pic.twitter.com/PBV4edHJzX
— The Nobel Prize (@NobelPrize) 2017年10月5日
現在62歳のイシグロ氏は、長崎県生まれの日系イギリス人。
20代半ばから小説を書き始め、1989年刊行の小説『日の名残り』では、イギリスの文学賞ブッカー賞を受賞。
『日の名残り』のほか、これまでに『わたしを離さないで』など、世界的に有名になった小説や映画化作品を生み出しています。
2017年ノーベル文学賞を受賞した“カズオ・イシグロ”ってどんな人? 代表作と映像化作品をチェック [T-SITE LIFESTYLE] https://t.co/erCSAiidPZ #カズオ・イシグロ #ノーベル文学賞 #日の名残り #わたしを離さないで
— TSUTAYA (@shop_TSUTAYA) 2017年10月6日
今回は、カズオ・イシグロ氏の代表的な映画化作品について、予告動画などをまとめました。
イシグロ氏原作、有名な海外の映画は?
日の名残り
1989年刊行の小説『日の名残り』は、1993年にジェームズ・アイヴォリー監督で映画化。
- YouTubeで観る(あらすじあり)
主演は、アンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンです。
わたしを離さないで
2005年発表の長編小説『わたしを離さないで』は、2010年にマーク・ロマネク監督で映画化。
- YouTubeで観る(予告編がネタバレ気味)
主演したのは、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ。
イシグロ氏も製作総指揮の1人として、参加しています。
日本では、2014年に蜷川幸雄演出、多部未華子主演で舞台化、2016年に綾瀬はるか主演でドラマ化。
その他、イシグロ氏は2005年の映画『上海の伯爵夫人』の脚本を担当しており、この作品には日本人俳優の真田広之さんも出演しています。
まとめ
- 日本・長崎出身のカズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞
- 『日の名残り』や『わたしを離さないで』などの代表作が映画化されている
- 『わたしを離さないで』には、アンドリュー・ガーフィールドやキーラ・ナイトレイも出演